板谷理事長らによる論文が、英科学誌「nature SR」に掲載されました。

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論文が、英科学誌「ネイチャー サイエンティフィック・リポーツ」(2020年3月2日付)に掲載されました。
(この論文はオープンアクセスです。)

論文題目:Kibi Plateau: A stable-coherent tectonic unit in the active Japanese Islands
(吉備高原: 変動帯日本における安定陸塊)

この研究には、jGnet地球史研究所も大きな役割を果たしました。吉井川ジオパーク構想や大学院大学構想を推進する上でも、とても重要な論文です。

(概要)岡山県中南部に位置し、標高200から600 mの平坦な山々からなる吉備高原は、歴史的に地震発生の記録が残っておらず、活断層もないことから漠然と地殻が安定であるとされてきました。今回、この地域の地質・地形調査とそこに産する岩石・鉱物の年代分析を行った結果、約3400万年前に東アジア大陸の一部であった吉備高原は、その後、日本海の形成(2000万〜1500年前)によって大陸から離散したにも係わらず、大規模地殻変動の影響を受けず、アジア大陸構成当時の表層環境の記録を現在まで保持していることが分かりました。また、地震波の伝わり方から吉備高原は深さ20kmまで固い岩盤からなり将来も安定であることもわかっています。この安定した吉備高原域は東京都の約4倍の広さがあります。陸塊は少なくとも140,000 km3に達します。

地球史研究所開設記念国際会議in岡山

開催日:2017年10月15日 09:30〜17:00
テーマ: S1地球史研究、S2アジア大陸とその縁辺のテクトニクス、S3地球科学分野の人材育成とその先にある課題
会 場: 岡山国際交流センター
後 援: 岡山県、赤磐市、赤磐市教育委員会、産業技術総合研究所、海洋研究開発機構、日本地質学会、日本地質学会西日本支部
協 賛: 蒜山地質年代学研究所
参加者: 90人

地球史研究所オープニング・フェスタin吉井

開催日:2017年10月14日 10:00〜16:00
内 容: 式典、記念講演、討論会(地質学講座4)、科学体験、市民交流広場
会 場: 赤磐市吉井会館および吉井支所駐車場
共 催: 赤磐市
後 援: 岡山県、赤磐市教育委員会、産業技術総合研究所、海洋研究開発機構、日本地質学会、日本地質学会西日本支部、岡山理科大学自然科学研究所
協 力: 生物地球学部
協 賛: 蒜山地質年代学研究所
参加者: 150人

地球史研究所の開設について

毎日新聞2017年1月10日 地方版

赤磐市とjGnetの間で研究・教育施設の貸与に関する基本協定(旧備作高校跡地活用事業)が締結されました。この貸与に際して、jGnetから赤磐市へ提案した事業内容は、高校跡地を地球科学の民間研究機関(地球史研究所と仮称)として整備し、さらに構想中の吉井川流域ジオパークの中核施設とするものです。プレゼンテーションとヒアリング審査の結果、jGnetが旧備作高校跡地活用事業の優先交渉権者に指名され、4月の本契約と8月の施設引渡しへ向けた準備(建物の修繕や予算計画の策定)を進めているところです。